1ドルが80円から120円になった。
たまたま外貨預金に1万ドルを置いていた人は80万円が120万円になった。
それはそこまで喜ぶべきことなのか?
もちろん全く外貨を保有してない人よりはよかったといえる。
しかし毎月の給料が例えば手取りで30万円だったとすると、ドル換算では
3750ドルから2500ドルに減少しているのだ。
これが円安の怖い面だ。
1ドルが30円とか40円などの極端な円高なら海外旅行も格安だし輸入モノも安く買える。
そして円高なら日本は大丈夫なのである。
円安はいきすぎると止まらなくなる。
資産を「円建て」でしか見ない日本人の居飛車的感覚。
資産を「ドル建て」で評価する経済学者の振り飛車的感覚。
その未来に待つものとは!?